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マツダ CX-5 スカイアクティブ2.2D ATF交換&DSC。 ディーゼルノック?? ガクンガクンのエンジン挙動。 貴重なレビューもいただきました~!!

岐阜県からお越しいただいたのは

マツダ CX-5 KE2FW  走行距離12万キロ

 

 

 

・ATF圧送式交換 for NUTEC

・DSC (ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼をいただきました。

 

 

 

(メール相談時にお聞きした症状)

・ここ最近になり岐阜県高山市郊外などの標高の高い地域を走行するとノッキングのようなガクンカグンとエンジンが不具合になる。

 

・購入した地元ディーラーさんに相談するが要領が得ず、原因不明となっている。

 

いろいろネットを検索をしてミナト自動車に辿りついたようですね。

 

 

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まずはATF交換から始めます。

 

 

ATFは無交換と間違った情報から交換しない方が多いですが、そもそも劣化しないオイル・フルードなどないと弊社ではお伝えしています。

 

 

間違った解釈の原因は交換難易度が高い事にあるのですが、正しい交換方法と適切な作業手順を行えば、ATFの全量交換は問題なく可能なのですよ~。

 

 

逆に言えば難易度をクリア出来なければ、交換する事は止めた方が良いでしょう。

 

 

 

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密封式6速ATにオリジナルのアダプターを装着してATFチェンジャーを接続しました。

 

 

いきなり本命ATFを使う前にまずはプレ洗浄を行いますね。

 

 

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NUTEC リンシングフルード(NC-RF仮名)

 http://securityfeed.info/blog/?p=17434

 

今のところ全国でも弊社のみの取り扱いフルードであるNUTEC謹製NC-RFで全量イッキに圧送式交換を行いますね。

 

 

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奥に見える新油の透明度と比べるとマダマダですが、真っ黒の廃油と比べればかなりキレイになりましたね。

 

 

 

15分間のアイドルタイムを置いてから、今度は本命ATFでもう一度圧送式交換を行います。

 

使用するATFはNUTEC最高峰ATF (NC-65)

全化学合成ATF(エステル系)

 

 

極薄で強靭な油膜性能を味わうと純正レベルのATFには戻れないと思いますよ~。

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

ここまでキレイに入れ替われば次回推奨交換時期は約6万キロとお伝えしています。

 

 

規定温度でフルードレベル調整を行いました。

 

 

 

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次はDSC。

 

煤蓄積がどのようになっているかを、インテーク部品を外して確認しますね。

 

 

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エンジンヘッド側のインテークポートには大量の煤とブローバイオイルでベットベト。

 

 

 

かすかに見えるインテークバルブのシャフト&傘部にはカッチカチの煤塊が固着していました。

 

 

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インテークマニホールド入り口と吸気シャッターバルブ周辺はこんな感じ。

 

 

 

EGR導入パイプの四角い出口が完全に詰まっていました。

これではEGRが流入しないのでEGR機構を使用する事が出来ませんよね。

 

 

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このパイプが煤で詰まると外部EGR機構は使えなくなるので、低圧縮でもPMとNO,xの両方を低減させたというスカイアクティブ-Dテクノロジーは実現出来ないでしょう。

 

(冷間始動時の内部EGRのみ使える状態)

(圧縮の低いただのディーゼルターボ状態)

 

 

 

 

この煤蓄積パターンでの入庫は最近増えているのでそんなに驚かないのですが、警告灯(EGR流量不足)が点灯する車両としない車両があるのでう~んよく分らん??

このあたりはもう少しデータを集めないとなんとも言えないのです。

 

 

 

 

 

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インテークマニホールド出口の吸気経路25%が塞がれば、新車時の性能発揮は難しくなる。

 

 

試しに掃除機の吸い口を25%塞いでください。

掃除機の音が変わりませんか??

 

さらに50%ほど塞いでください。

音が大きくなりませんか?

 

それだけ吸気負荷が掛かっているのが分かると思います。

 

 

 

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製造業の金型洗浄などにも使用されているドライアイス洗浄機。

 

 

機械停止後の高温状態の金型にドライアイスのペレットを高速噴射して、汚れを瞬時に剥離させる洗浄方法は自動車整備業では全くの無名。

 

 

しかしその強力な洗浄能力は強固に大量に蓄積する煤除去作業には最適な方法だと思っています。

 

 

 

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DSC専用ノズルとアダプターを洗浄機にセットして、軽くショットすればこの威力。

 

複雑な形状のインテークポートと奥深くにあるインテークバルブを徹底的に洗浄しますね。

 

 

 

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エンジンにノーダメージで短時間に完璧に。

 

 

4気筒8ポートを全てキレイにしました。

バルブ傘部やシャフト裏の煤も、もちろん除去していますよ~!!

 

 

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EGRバルブと吸気シャッターバルブ。

インテークマニホールドとEGRパイプ。

 

 

こちらもDSCでキレイに除去が出来ました。

 

 

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もちろんガスケットは純正品で全交換しています。

 

 

 

全ての部品を組み立てて、LLCも再注入しエア抜き作業。

エンジン暖機後に各学習値を初期化して、燃料噴射補正を再学習させます。

 

 

最終チェックの試運転が終われば作業完了です。

 

 

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作業後には撮影した画像をお見せしながら、作業内容の説明をしています。

 

 

・ココの煤が無くなるとココがこうなってEGRがこう流入します。

 

・加速時には吸気シャッターバルブはこのように開閉し、こうなるのです。

 

・障害物(煤蓄積)がココにこんなにあると、こうなりますよね! 結果エンジンや燃費やフィーリングはこうなるのです。

 

 

 

画像を交えながら説明すると(何となくしか理解していないユーザーさん)も、お~なるほどね!!と納得納得。

 

 

 

 

逆にブログには全ての事を記載している訳ではないので、ブログのみしか見ていない方には少し理解しにくいのだと思います。

 

実名で知っている事をすべてネットに書いちゃうと多方面に迷惑が掛かるので、半分ぐらいしか事実を書けないのでご理解の程宜しくお願い致します。

 

 

 

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今回の岐阜県からのCX-5は10月上旬に作業をして、約1ヶ月ほど使用しレビューを2回に分けてメールしていただきました。

 

昨日と今日の2日間のDSC他の処置後の走行についての感想をお知らせします。
DSC処置前にはドライブモードでは変速タイミングが早くてエンジンの振動が大きく伝わるため、マニアルモードで2000回転をめどに走行していることをお話ししました。
DSCをしていただいてからは、基本ドライブモードで不快な振動等の影響は無くなりました。
DPF作動タイミング以外ではエンジンの振動が軽減している印象です。
また、加速フィーリングも良くなっている印象です。
新車の時の印象はだいぶ薄れてきていますが、新車時の感じのようだと思います。
ATFの交換による変化については、対応前と後での変化を判別することは難しい印象です。

 

 

 

DSC後1ヶ月の走行後の感想をお知らせします。
走行距離は約2000km
2回ほど高地(標高2000m弱:ビーナスラインの美ヶ原高原など)をドライブをしてきました。
全くノッキングの発生する感じがなく、安心して走行することがで来ることができました。
前回も書きましたが、不快な振動がほぼ無く新車に近い走行フィーリングが戻ってきた感じがします。
ATF交換については、何となくですがスムーズな印象がします。
DSCを実施して良かったとつくづく思います。
走行距離は12万kmの中ほどですがまだまだ走りを楽しめると感じています。
レポートは今回で終わりとさせていただきます。

 

 

 

こちらこそ貴重なレビューをいただいて感謝します。

 

私自身はSKY-2.2Dを常時使用していないので、DSC後にどのようになるかは?残念ながら確かめる事が出来ません。

ましてや高速走行時や2000m級の高地での変化等はお客様のレビューがデータとなり、次の困っているお客様に活用されるでしょう。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

・自動車なんてある程度走ればそれでイイ。

・10万キロも走れば性能劣化しても気にしない。

・そもそも車なんてただの移動手段。

・車両にはなるべくお金を掛けたくない。

 

 

このように思う方はごくごく普通で、今の時代いろんな価値観があるのでその通りだと思います。

そしてDSCやATF交換などは全く不要だと思います。

 

 

 

ですがごく一部には愛車を長~く良い状態で使用したいと思う方も存在し、私もガッツリこちらの部類の人間ですかね。

 

自分の愛車が調子が悪いと、どうも自分の調子も悪くなる感じがして・・・ね。

ドライブをしていても気持ちが良くないんですよね~。

 

 

100人ほどSKY-2.2Dユーザーが居れば、1人、2人に向けてのニッチな整備がDSCとNUTECのATF交換ですとお伝えしています。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年11月8日

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