1. TOP
  2. ミナトBLOG

アクセラXD sky-D2.2  ディーゼル。  DSCで煤除去作業。

s-IMG_7331

 

愛知県からお越し頂きました。

マツダ アクセラXD BM2FS

走行距離69000Km

 

 

インテーク系統に蓄積する煤を除去する

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)のご依頼です。

 

 

 

『普段から結構高回転まで回す方なので

そんなに煤は溜まっていないと思うけど・・・。』

 

『アクセル開度とターボ加速とのリニア感が悪くなったので、

DSCを実施しようかと検討中。』

 

 

 

メールにてご相談頂き、入庫してもらいました。

 

 

 

 

s-IMG_7327

 

 

軽くエンジンを冷やしてから、

インテークバルブが見えるまで分解していきます。

 

 

s-IMG_7214 s-IMG_7217

 

 

もうすでにかなりの台数のsky-D2.2を分解しているので、

手間取る作業もサクサク進み・・・。

 

 

インテークマニホールドが外れました。

 

 

s-IMG_7229 s-IMG_7226 s-IMG_7231

 

 

 

インテークマニホールド上流にある吸気シャッターバルブは

8mm近い厚みのカーボンが蓄積していますね。

 

 

インマニ入り口のEGR合流点は御覧のように、

煤で塞がれて・・・・。

半分ぐらい吸気経路が狭くなっていました。

 

 

 

 

 

s-IMG_7218 s-IMG_7221

 

インマニ出口も煤詰まり。

 

マニホールド内壁にびっしり煤が溜まっているので、

もしDSCが無ければ除去出来ず

インマニは交換になると思います。

 

 

 

 

 

 

それではシリンダヘッド側の

インテークポートも見てみましょうか。

 

s-IMG_7245 s-IMG_7236 s-IMG_7238 s-IMG_7240 s-IMG_7249 s-IMG_7256

 

 

 

 

 

インテークバルブは煤で埋もれ、

ポート内径には大量に蓄積。

 

 

さすがディーゼル、コレでも走る。

ですがコレを見れば、性能低下は仕方がないですね~。

 

 

 

 

s-IMG_7283

 

 

恒例のホジホジをすると

ポートが完全に埋れましたね。(煤多すぎ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在何十台もsky-D2.2をDSCしましたが、

まとめてみると溜まる傾向は3パターン。

 

 

<1>

インマニと吸気シャッター付近で蓄積が酷く、

シリンダヘッド・ポート側には蓄積が少ない。

 

 

<2>

1とは逆にシリンダヘッド・ポートに蓄積が多く、

インマニ・吸気シャッター側には蓄積が少ない。

 

 

<3>

吸気シャッターバルブ~インテークポート・バルブまで、

全域で煤の蓄積が多い。

 

 

 

今回のアクセラは<3>のパターンに該当するようですね。

 

 

 

EGR2 (2)

 

 

このアクセラ オーナーさんにお聞きすると

・純正オイル&エレメントはディーラーにて定期的に交換。

・低距離短時間の使用状況ではない。

・エンジン高回転の領域も積極的に活用。

 

 

それでも煤が溜まるようですね。

 

 

 

 

 

kkkks-IMG_2986

 

次世代洗浄 ドライアイス洗浄機を使用して、

短時間に・完全に・エンジンにノーダメージで、

 

強固に固着した煤を剥離・除去していきます。

 

 

 

 

s-IMG_5460

 

 

煤がボディに付かないように、

3M社の高性能マスカーで完全防備。

 

 

 

DSC特殊ノズルを使い分けて、

インテークポート内をキレイにしますね。

 

 

s-IMG_7259 s-IMG_7262 s-IMG_7263 s-IMG_7264

 

軽く数秒ほどショットすれば、

ドライアイスペレットが直撃した部分だけキレイに剥離。

 

 

ドライアイスペレットは非常に柔らかいので、

圧縮空気で高速で打ち込んでも、

エンジンには全くダメージが無いのです。

 

 

 

ドライアイスの特性である、

熱収縮と昇華爆発力を利用して洗浄しています。

 

 

s-IMG_7281 s-IMG_7282

 

特に冷却経路が近い1番シリンダのポートは、

なかなか強固にコビリ付いて大変でした。

 

 

燃焼熱とブローバイオイルの為でしょうか?

通常の倍ほど時間が掛かりました。

 

 

 

s-IMG_7265 s-IMG_7271 s-IMG_7303 s-IMG_7304

 

 

最終的には4気筒8ポートすべて除去完了。

 

 

バルブ傘部の固着した煤も、

完全に除去しましたよ~。

 

 

 

s-IMG_7308 s-IMG_7315 s-IMG_7313 s-IMG_7322 s-IMG_7320 s-IMG_7316 s-IMG_7321

 

 

ドライアイス洗浄機が無ければ、

再使用不可能のインテークマニホールドも

無事に再生完了。

 

 

各バルブもキレイに洗浄して、

交換したのはガスケットのみ。

 

s-IMG_7216 s-IMG_7258 s-IMG_7294 s-IMG_7295

 

DSCオプション整備のインタークーラー内部洗浄。

 

ターボ車特有のブローバイオイルが

インタークーラー内に溜まります。

 

 

サラサラの煤が固まる原因にもなるので、

定期的に洗浄する事をオススメします。

 

 

 

s-IMG_7213

 

 

全ての部品を組み立てて、

エンジン始動・完全暖機。

 

 

 

各学習値を初期化し、

燃料噴射補正も再学習させます。

 

 

 

試運転をして無事納車となりました。

 

 

 

s-IMG_5471 s-IMG_7335

 

 

ここまで蓄積して吸気効率が落ちても、

ディーゼルは普通に走ります。

 

 

ただ新車購入時のあの強力なトルクは、

この状態では発揮出来ないと思いますよ。

 

 

 

 

(発揮が出来ない・低下に気が付かない)うちはね、

まだいいのですが・・・。

 

 

 

たとえ加速が鈍くても、

カーボンが剥がれてバルブに挟まり圧縮低下しても、

新車保証があるうちは

無償で修理してもらえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

おそらく本当にこれが問題になるのは、

この無償保証が切れた時かな?と思います。

 

 

 

 

 

2016年12月26日

profvest.com

best on demand movies

baby gates with pet door

このページのトップへ