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CX-5 クリーンディーゼルエンジン。  インテークに溜まるカーボン除去。  ドライアイス洗浄で再生します。(前編)

三重県からお越し頂きました。

マツダ CX-5 KE2FW

H25年 90000Km走行

 

 

 

 

スカイアクティブD のインテーク系に溜まるカーボン除去。

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)の依頼です。

http://securityfeed.info/dsc/

 

 

 

 

s-IMG_0894

 

 

マツダ 低圧縮型クリーンディーゼルエンジン。

ディーゼル特有のPM(煤)は構造上どうしても発生します。

 

 

 

マフラーのDPFがあるので

外には排出される事は無いのですが、

 

EGRを積極的・大量に使用するクリーンディーゼルは、

インテーク経路に溜まりやすくパワーダウンの原因に。

 

 

 

 

 

(アテンザ・CX-5 作業事例)

http://securityfeed.info/blog/?p=9900

http://securityfeed.info/blog/?p=10130

 

 

 

 

s-IMG_0883

 

 

今回作業するCX-5を試運転しましたが、

普段からスカイアクティブDに乗っていないので、

十分トルクフルな走りだと感じました。

 

 

 

ですがオーナー様のレビューによると

新車時に比べて非力になり燃費も落ち、

DPF再生距離も早くなった・・・そうです。

 

 

 

ダイアグコードも異常はなく、

新車からの変化が気が付かない方なら

スカイアクティブDはこんな感じだと錯覚するでしょうね。

 

 

 

 

s-IMG_0885

 

 

エンジンオイルはメーカー推奨距離より早めに。

オイル交換は地元ディーラーにて。

もちろんO/Eは純正品で。

 

 

 

早速スキャンツールを繋いでライブデータをチェック。

 

ある5つの数値に注目してみました。

 

今までDSC作業したスカイアクティブDと同様に、

同じ傾向の数値を確認。

 

 

恐らくこの車両も

カーボンが大量に蓄積してそうですね。

 

 

(DSC後にはこの数値が大きく変化するでしょう。)

 

s-IMG_0895

 

 

 

シリンダヘッドのインテークポート・バルブが

見えるまで周辺部品を分解。

 

 

 

いろんな部品を分解しないと辿り付けないので、

地味~に時間が掛かります。

 

 

 

 

 

s-IMG_0898 s-IMG_0899

 

 

EGRバイパスパイプの内径には、

EGRの煤が流れているので真っ黒。

 

ですがココは高温高圧の為、そんなに詰まりはありません。

 

カーボン(煤)もサラサラですね。

 

 

 

 

s-IMG_0917

 

吸気圧センサーは定期的に清掃しているそうで、

やや埋もれる程度の蓄積具合。

 

 

最後にキレイにしますね。

 

 

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イロイロ部品やハーネスを外せば、

やっとインテークマニホールドが外れます。

 

 

 

s-IMG_0929

 

 

 

 

 

EGRと新気が交わるINマニホールド入り口は、

カーボンが蓄積し4割ほど塞がっていました。

 

 

 

 

 

s-IMG_0926

 

 

 

その上流にある吸気シャッターバルブは

蓄積量は少なめですが、

カーボンが固着しカチカチに。

 

 

 

 

 

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固着の原因は

ブローバイガス過流入によるオイル流入。

 

 

ターボ車特有の症状で

インタークーラーへの接続ホースがオイルでベトベト。

 

 

 

乾いた煤にオイルが付着すると、

結合しやすく固着します。

 

 

煤にオイルが付けば

インテークの熱温度では乾く事は無いでしょう。

 

 

 

s-IMG_0943 s-IMG_0944

 

 

INマニホールド穴の横幅は20mm。

 

カーボンが5mmほど蓄積していたので約15mmほどに。

 

 

ディーゼルは空気を吸ってナンボのエンジンですから、

吸いづらくなれば・・・・ですよね。

 

 

 

 

 

s-IMG_0933

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s-IMG_0985

 

 

 

恒例のマニホールドの内部をホジホジします。

 

 

 

表面はサクサクしたカーボンが、

掘り進めるとカチカチに。

 

煤の量もハンパなく多く、

コーラ缶ぐらいは軽く出てきました。

 

複雑な形状の内部壁にビッシリ固着し、

手作業ではなかなかキレイになりませんね。

 

 

 

 

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シリンダヘッド側のインテークポートも同様に、

煤が蓄積し、内径が狭くなっていますね。

 

 

 

 

 

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軽くホジホジで出てくる固着した煤。

 

 

表面はカサカサですが

深い蓄積層はカッチカチ。

 

 

 

9万キロも走行すると

固着度が増しているようです。

 

 

 

s-IMG_0967

 

 

 

超硬ピックで削るとこんな感じ。

 

 

ポート奥のバルブまで続いているので、

手作業での完全除去はムリだと思います。

 

 

 

 

 

 

普通であればこのまま放置するか?

エンジンヘッドを交換するか? の2択になりますが、

 

 

ガソリン直噴エンジンのインテークバルブ洗浄に開発した

オリジナル整備(DSC)で対応可能。

 

 

 

ガソリン直噴の方がもっと固着硬度が酷く、

ガッチガチに固まっていますので、

今回のカチカチぐらいなら楽勝ですね。

 

 

煤の量はこちらのほうが多いですけど・・・。

 

 

 

 

kkkks-IMG_1889

 

 

手作業では不可能のカーボン除去には、

ドライアイス洗浄機で。

 

 

ドライアイスペレットを

圧縮空気で高速噴射。

 

 

短時間に・完全に・ノーダメージで。

 

 

 

複雑な形状で奥深くにある

バルブやポート目掛けてショットします。

http://securityfeed.info/blog/?p=5921

 

 

s-IMG_0945

 

噴出したカーボンでボディが汚れぬように、

完璧にマスキングします。

 

 

水・溶剤も通さない3M社製のマスカーを使用。

 

 

 

s-IMG_0993

 

 

 

燃焼室にカーボンが入らないように、

バルブは全閉位置にセット。

 

これで遠慮なしで

ドライアイスを打ち込めますね。

 

 

 

 

 

s-IMG_0972 s-IMG_0977

 

 

 

ショット時間は数秒ほど。

 

ペレットが直撃した部分だけ、

キレイにカーボンが剥離しています。

 

 

 

s-IMG_0949

 

 

ノズルを使い分けながら、

奥にあるバルブ目掛けて連続ショット。

 

 

途中に約10円玉半分のカーボン片が飛び出てきました。

結構デカいね。

 

 

 

それでもショットを繰り返し・繰り返し。

 

 

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ポートのアルミ素地までキレイに見えましたね。

 

 

ブラインド気味に隠れているバルブ傘部も、

特殊専用ノズルでショットしますので、

 

カーボンは除去されツルツルに。

 

 

 

90度に曲がった超硬ピックで傘部をなぞって、

カーボン片が残っていないかを確認します。

 

 

 

 

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インテークマニホールドもDSCで洗浄。

 

内壁にこびり付いたカーボンも

当たれば一瞬で吹き飛びますよ~。

 

 

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全ての部品がキレイになれば、

交換するのはガスケットのみ。

 

 

 

 

s-IMG_1018

 

 

洗浄が終われば

各部品を組み立てていきます。

 

 

 

 

CX-5 DSC作業ブログが長くなったので、

とりあえず休憩。

 

 

後編ブログに続く。

 

 

 

 

 

 

 

2016年7月31日

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