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ステージア M35 リフレッシュプラン。  悪くはないけど性能劣化。  適材適所の整備をどうぞ~。

和歌山県からお越し頂きました ニッサン ステージア

M35 走行距離95000km

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

1年前に中古車購入したそうで、

過去の整備暦は不明。 (記録簿少々有り)

 

 

 

 

今回は10万キロ目前なので

一度リフレッシュをしたいとご相談。

 

 

問診で現状の不満点や希望される整備、

ご予算等もお聞きしてから試運転をしました~。

 

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排気ガスの状態は良好。

 

O2センサーも活性していますね。

 

 

 

 

問診時に指摘されたサスペンションからの軋み音。

年式・距離から判断すると、リフレッシュが必要そうです。

 

 

異音というほどでは無いが、ヘタッている感じですね。

 

 

 

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まずは点検をして現状を確認。

 

・希望される整備

・実施した方が良い整備

・予算が合えばオススメする整備

 

 

点検結果からオススメ整備プランを提案して

オーナー様と内容を決めていきます。

 

 

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まずはブレーキから。

 

ディスクローターの状態や

Fr・Rブレーキパッド残量は問題なし。

 

 

ただリアのパッドが少し厚みに差がありましたので、

4輪キャリパーオーバーホールを実施します。

 

 

 

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今の車両でキャリパーからのフルード漏れは、

10万キロぐらいではほとんど発生しないでしょう。

 

 

つまりゴムシールのシーリング性能はそんなに劣化しないのです。

 

 

 

 

ですがキャリパーピストンシールの役割は、

気密保持 と クリアランス調整。

 

 

フルード漏れには問題ないが、

パッドとローターとの適度な隙間は

シールの柔軟性に依存しているので、

 

劣化硬化してくるとクリアランス調整機能が低下します。

 

 

 

 

 

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またキャリパースライドピンの潤滑が低下すると、

パッド残量に差がでます。

 

 

最低でも10年・10万キロを目安にリフレッシュしましょう。

 

 

 

 

 

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ブレーキパッド残量は問題ないが、

バックシムのグリスはほぼ無い状態でした。

 

 

パッド・シム・グリスの3点が整って、

初めて性能が発揮されるのですから。

 

 

 

 

 

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シムとパッドをキレイに洗浄して

 

耐熱/耐久 高性能ブレーキパッドグリス

WAKO’S BPR をシムに塗りこみます。

 

 

 

ブレーキフルードも

エア抜きを兼ねて交換しました。

 

 

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燃焼状態は良好ですが、スパークプラグの電極磨耗大。

 

 

純正より数百円高くなりますが、

高性能・長寿命スパークプラグ

NGKイリジウムMAXに交換しました。

 

 

 

 

 

純正品は中心電極のみイリジウム。

 

イリジウムMAXは

中心・外側 両方電極ともイリジウムを使用。

 

1本数百円の差でプラグ寿命が飛躍的に向上します。

 

 

 

 

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ATFを交換する前に、オイルパンを洗浄します。

 

 

 

ニッサン FRミッションでは珍しく

ATFストレーナーも部品供給されていましたので、

同時に交換しました。

 

 

 

 

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オイルパンを元に戻して、

ATFを補充し暖機。

 

 

アイシンAFW+ で規定容量分をイッキに圧送式交換。

プレ洗浄無しでここまでキレイになりました。

 

 

ATFは必ず劣化しますので、定期的に交換しましょう。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュα でエアコンガスをリフレッシュ。

 

 

デンゲン社 エコマックスJrを使用して

年々減少する冷媒ガスを全回収し、

規定充填量を重量管理で再チャージ。

 

 

 

 

劣化するコンプレッサーオイルは、

NUTEC NC-200で性能を補強します。

 

 

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中古車購入時から装着されていたローダウンスプリング。

ショックアブソーバーはノーマル純正品。

 

 

 

ノーマル純正アブソーバーに交換すると

ストローク量が確保できないので、

 

相談した結果 カヤバ製ローファースポーツに交換します。

 

 

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マウント・ブーツ・バンプ・インシュレーターも新品交換。

 

 

軋み音の原因を解消していきます。

 

 

 

 

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リアも同じく交換します。

 

 

外したアブソーバーは劣化しており、

奥まで縮めると全く伸びてこないですね。

 

 

最後にアライメントを測定・調整。

 

 

Frキャンバーの数値があまり良くなく、

ブッシュ・アーム類の交換は今後の整備課題となりました。

 

 

 

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LLCも圧送式交換。

 

 

ラジエターリフレッシャーを使用して、

全ての冷却水を交換します。

 

 

最後に LLC再生強化剤を注入して、

エア抜き作業とレベル調整。

 

 

 

 

 

納車時に作業内容と今後の整備ポイントを説明して、

無事納車となりました。

 

 

 

 

 

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今回作業したステージアM35は

 

ATFが漏れて少なくなっている訳でもなく、

ラジエターが錆びている訳でもなく、

ショックアブソーバーのオイル漏れも無い。

 

 

そして排気ガスが悪くもなく、

ブレーキが効かない訳でもない。

 

 

もちろん車検合格基準には、十分満たしているでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ですが試運転をしリフレッシュ点検して、

一つずつチェックしていくと、

 

各部品が劣化・性能低下して

本来の性能が発揮しづらい状況でした。

 

 

 

 

『車は前を向いて走ればそれで良い。』

 

ただの移動手段としての道具だと

割り切るユーザーさんなら

今回の整備は必要ないでしょう。

 

 

 

 

 

 

『愛車を常に良い状態で』

だが

『どこから整備すれば良いか分からない??』

 

そんなユーザー様向けに提案しているリフレッシュプラン。

 

 

 

 

年式・走行距離に比例して

費用は相応に掛かかりますが、

 

適材適所を整備すれば

ガラリと変貌し運転が楽しくなると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リフレッシュプランをご希望の方は

HP(お問い合わせフォーム)からどうぞ~。

 

 

 

http://securityfeed.info/blog/?p=7626

・車両現状の不具合や不満点

・お預かり出来る期間

・今回の車検整備に掛けれる予算

 

上記3点も教えて頂けると助かります。

 

 

 

それではHappy Car Life!!

 

2016年7月25日

motul

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